Python + Flaskで書いたサンプルアプリをfluxflexにデプロイしてみた

Python + Flaskでサンプルアプリを書いてfluxflexにデプロイしてみたら、思いの外使い勝手が良かった。

fluxflex

fluxflexとは、クラウドホスティングサービスのひとつ。
Platform as a Service、略してPaaSなどと呼ばれてるサービス。

競合するサービスにdotcloud, Heroku, GAEなどが存在してる。
複数の言語(いまのところPHP, Ruby, Python, Perl, Node.js, Haskell)が利用できて、フレームワークも好きなものが使えて、FastCGIで動く。
個人的な印象で言えば、dotcloudに近いものを感じる。

dotcloudは、規定のクライアントをインストールして、基本コンソールでデプロイしたりなんやかんやする形だけど、fluxflexは、Githubにソースコードが存在していたらボタン1つでデプロイすることが出来る。
なので、お手軽度からいったら断然fluxflex。
sshにログインできたりとかできそう?な感じはするけど、まだ試していない。
cronの設定なんかもできるならパーフェクトな気がする。

Github連携と共有

Githubにソースコードがあったらボタン1つでデプロイすることが出来る。
試しにFlaskで動くサンプルを書いてみた。
https://github.com/utahta/flask-on-fluxflex
このURLを設定してボタンを押すだけでデプロイされるという、おそろしく簡単な仕組みが構築されている。

さらに凄いのが、このコードをライブラリとして提供することが可能で、みんなで共有できることだ。
自分が書いたようなサンプル野良アプリを共有すると、どんな良いことがあるのかは、まぁよく分からない。
けど、WordPressやRedmineなどのキチンとしたアプリが共有されているとなると話は違う。
これらもボタン1つでデプロイすることが可能で、無料ユーザーは3つまでプロジェクトの作成が認められているので、3つまでOSS用のRedmineを無料で立ち上げることが出来たり、WordPressでブログを書いたりすることが出来る。
もはやレンタルサーバにいくらか払ったり、自宅サーバを管理したりする必要はないわけだ。
(もちろん一定量のアクセスを超えたら課金が必要になるけれども)

ちなみに共有済みのライブラリは、こちらのページのSharedというところから確認できる。

自分が試しに共有してみたのが、これ
現在、5回ほどインストールが試みられているようだ。
こんななんでもないアプリでも共有可能だとすると、どんどんアレなライブラリが増えていってしまいそうなので、タグ付けとか、いろいろ絞り込みできるようになると、さらに便利かもしれない。
まぁ数が増えていくにつれなんらかの対応は入るだろう。

おわり

昨今話題のfluxflexを試してみた。
dotcloudよりもお手軽で分かりやすく料金も安い。
なによりも無料で気軽にアプリを試せる環境が増えたことは、とても嬉しい。
今後に期待!